妻との台湾台中旅。
台中孔子廟を訪れた僕らは、次の目的地を宝覚寺(寶覺禅寺)としました。
宝覚寺にはどうやら全身が金色に輝く大仏(弥勒)様がいらっしゃるとのこと。
しかも、高さが約30メートル!巨大でインパクトのある大仏様らしいのです。
これは一目拝んでみたいと台中孔子廟から歩いて宝覚寺へと向かったのですが……まだ宝覚寺にたどり着く前の段階で、金色の大仏様の頭を発見!
その大きさから遠くからでも拝むことのできる大仏は、近くで見ればなおさらに迫力満点。
巨大な大仏様は笑顔も素敵。
その笑顔を拝めば気持ちも明るくなりますよ。
台中孔子廟から歩いて宝覚寺へ
ひたすら歩き回る台中旅1日目。
台中第二市場にある人気店「山河魯肉飯」で魯肉飯に肉燥飯!!
台中孔子廟へ!数ある中でも規模の大きい孔子廟は癒しスポット
ここまでは台中駅→台中第二市場→台中孔子廟と歩いて巡ってきました。
次に目指す宝覚寺があるのは臺中市北區健行路140號。
地図上では台中孔子廟からそれほど遠くないようだったので、引き続き歩いて向かいます。
途中歩道橋を渡らなくてはいけないところがあったのですが……。
そこからすでに大仏様の姿が拝めました。
確かに黄金色。そしてでかい!
近くで見たらどれだけの迫力か楽しみにしながら、宝覚寺を目指します。
宝覚寺に着くと、外からも弥勒大仏様の姿が!
いやはやとにかく大きくていらっしゃる。早速中へと入らせていただきましょう。
日本の雰囲気を感じる宝覚寺(寶覺禅寺)
台中孔子廟から歩いて10分ほどで宝覚寺に到着しました。
バスで向かう場合は、台中駅から303・304番バスで「新民高中(健行路)」下車すると目の前になります。
こちらが宝覚寺の本堂。
木造の本堂の老朽化を防ぐため、白く大きな大雄寶殿が増築され、本堂を囲っています。
本堂の前には、象と共に日本を感じさせる灯篭が建てられています。
不思議な組み合わせのように感じるのですが、宝覚寺は日本統治時代1927年に建立され、台湾仏教の寺でありながら臨済宗の妙心寺派の寺でもあるそうです。
日本の雰囲気が感じられるのは、そんなところからなのですね。
巨大な大仏(弥勒)様の笑顔に癒される!
さて、本堂で挨拶を済ませたら、目的の大仏様を拝みにいきます。
大仏様が鎮座しているのは、本堂正面を見て右手奥です。
大仏様の姿が現れた瞬間、思わず声が出てしまいました。
想像以上に大きい!高さが約30メートルもあるそうですよ。
大仏というと日本でよく見る大仏を思い浮かべますが、こちらの大仏様は姿が違いますね。
ニコニコした笑顔にポッコリと大きなお腹……どうみても七福神の布袋様です。
宝覚寺の大仏様は弥勒仏像と呼ばれていますが、実は、布袋様は弥勒仏の化身だったというのが通説なのだそうです。
空を仰ぐように大仏様の笑顔を眺めていると、自然にこちらの表情も柔らかくなってきます。
台中に訪れた際には、巨大な大仏様の笑顔を拝んでみてはいかがでしょう。
まとめ
日本とゆかりが深い宝覚寺。
実は、宝覚寺には日本統治時代に台湾で亡くなった日本人の共同墓地があります。日本と縁が深いとされているのは、そんな意味合いもあるようです。
巨大な大仏(弥勒)様はインパクトも抜群で、その笑顔は見る者の気持ちを温かくしてくれます。
大仏様を目印にしながら、宝覚寺を目指して訪れてみてくださいね。
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