広島県福山市にある鞆の浦。
アニメ映画”崖の上のポニョ“の舞台ともなった港町として知られる「鞆の浦」へと向かいます。
三原市をメインとした広島旅も最終日。妻との2人旅です。
最終日は福山市で過ごすべく、三原駅から電車に乗り福山駅へと移動しました。
福山駅からはバスに乗って鞆の浦へ!
車窓からの景色を楽しみながらバスに揺られて35分ほど。我々夫婦が一度訪れてみたかった港町へと到着です。
鞆の浦に着いてからは古き良き町家が残る港町を散策。
石造りのものとしては日本一の大きさとされる常夜燈へとまずは向かい、その後は町を見渡せる高台からの美しい景色を堪能。
鞆の浦、良い町です。
福山駅からバスで約35分!港町「鞆の浦」へ
三原駅から電車で福山駅へと移動。
福山駅前のバスターミナルで鞆の浦へのバスの時間を調べると、まだ時間があったのでそれまでの間福山駅周辺を散策。
福山駅前にある福山城を訪れた後、「あじわい処 麺」で朝食。
朝ラーメンに福山ラーメンを食べてエネルギー充填。いざ、鞆の浦へと向かうことにしたのでした。
福山駅と鞆の浦を結ぶバスの発着所は、バスターミナルの5番。
バスの本数は1時間に2〜4本。
昼間なんかはタイミングによっては40分待たないとバスに乗れないこともあるのでご注意を。
運賃は550円。
車窓からの景色を楽しみながらバスに揺られて35分ほどで目的地の鞆港(ともこう)に到着します。
バスの運転手さんが降り際に鞆の浦の観光マップを手渡してくれました。
このマップを参考にして町を巡ろう!とマップを見てみると、なんと英語。アジア系の外国人に間違われちゃったかしら(笑)
“崖の上のポニョ”の舞台!鞆の浦を散策
停留所「鞆港」でバスを降りれば、目の前は港。
綺麗な海と、海沿いにそびえる山々が美しい……この景色を肴に酒が呑めますね(笑)
早速町巡り!と歩き始めるとすぐに、町家が残る江戸時代を思わせる古い町並みが現れます。
白壁の蔵なんかもあってもう、気分は粋な町人。
鞆の浦のシンボル「常夜灯」へ
まず向かったのは、有名な常夜燈。
鞆港の西側の先端に建てられた常夜燈は、鞆の浦のシンボルとして人気。おば様一団にカメラのシャッター押してと囲まれました(笑)
その高さは5m以上。
1859年に建てられたもので、石造りのものとしては日本一の大きさとされている常夜燈です。
小型の船で沖へと出て行く漁師さんの姿も。
しばらく海側の港を散策し、町中へと足を向けます。
常夜燈から北へと歩いていくと、高台へと向かう階段があります。
鞆の浦に着いた後は、この高台から鞆の浦の町並みを眺めることをオススメします。
鞆城跡展望地から眺める鞆の浦の町
鞆の浦歴史民俗資料館の前にある鞆城跡展望地。
高台になっているので鞆の浦の町並みと瀬戸内の海を合わせて眺めることができます。
鞆の浦は1000年以上も前から港町として栄えてきた場所。
足利尊氏や坂本竜馬など、誰しもが耳にしたことがある歴史上の人物が多く訪れたことでも知られています。
高台に吹く良い風に身を任せながら眺める景色。
その美しい景観に魅了された方も多く、アニメ映画「崖の上のポニョ」の舞台として宮崎駿監督が滞在して構想を練っていたそう。
実際、町には宮崎駿監督デザインのカフェなんかもあります。
鞆の浦から連絡船で5分!仙酔島を眺めながら港でのんびり
常夜燈や土産物屋なんかの近くはツアー客などで賑わっていますが、歩いて少し離れればのどかでのんびりと過ごせます。
港から眺める仙酔島。
仙酔島は瀬戸内海国立公園の中心にある島。鞆の浦から連絡船で5分で行けるようです。
“仙人も酔ってしまうほど美しい島”という意味の仙酔島。外周約5キロほどの島ですが、ホテルやキャンプ施設があるそう。
今回は時間が無いので行かないですが、次回鞆の浦に訪れた時には行きたいですね。
港の階段をお借りしてしばしの休憩。
海を眺めてボーッとしていられるのであれば、いくらでも時間を過ごせます。最高の幸せ。
土産物屋で青いコーラが売られていたので飲んでみることに。
どうやら福山市の会社で製造されていて、瀬戸内海の塩が使用されているようです。
ちょっぴり効いた塩味が、暑い中を歩いて疲れた身体に嬉しい!
何より、海を眺めながら飲むコーラの旨さったらない。
休んで身体が回復したら、鞆の浦巡り再開!
その様子はまた次回からの記事にて。
……海を眺めながら歩いていたら、釣りをしたくなってきちゃいました(笑)
釣具屋もあるようですし、この辺りで釣りできたら最高ですねぇ。
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