妻と2人、久しぶりの一泊二日の旅。
旅先は三浦半島南端にある城ヶ島。
京浜急行で乗って神奈川県三浦市三崎へ。
昼頃に三崎港に到着。初日は港周辺をぶらりと散策しました。
午後は宿のある城ヶ島へ。
宿は”まぐろのお宿”と銘打っている「城ヶ島さんご荘」。
マグロ尽くしの夕食がすごいとの話でこの宿にしたのですが、その話通り、マグロの色々な部位を使った料理の数々はまさしく絶品。
どの料理もおいしかったですが……やはり一番感動したのは刺身。貴重な部位の喉肉なんかもいただけたりと、大満足の食事となりました。
空いた時間は、城ヶ島を散策。
自然豊かで美しい景観を堪能できる城ヶ島。久しぶりの旅は、良いものとなりました。
三崎散策旅!三崎港から渡船で城ヶ島へ!!
三崎港周辺を散策した初日。
散策中に気になった「中華料理 牡丹」で町中華ランチ。海南神社にお参りに行ったりと、のんびりとした三崎旅となりました。
三崎港周辺の散歩を楽しんだ後は、宿のある城ヶ島へ移動。
三崎港からでている渡船に乗り込みます。ちなみに、バスなどの車で城ヶ島に行くことも可能。
他に乗客はおらず貸し切り状態。
わずか5分ほどとあっという間ですが、それでも船で移動すると旅情が感じられるもの。
あぁ、久しぶりに旅してるなぁ……と、なかなか旅ができない現実に寂しい気持ちと、初めて訪れる島に足を踏み入れる興奮とが入り交じります。
まぐろのお宿「城ヶ島さんご荘」へ!
城ヶ島に着いた後は、チェックインするために本日の宿へと向かいます。
ダイビングの方なんかもいましたが、圧倒的に釣り人が多いですね。
城ヶ島には堤防や磯があって、釣りを楽しむには良さそうなところです。
こじんまりとはしているものの、観光地らしい土産物店も並びます。
久しぶりに味わう雰囲気なのでこれだけで楽しい。
船を降りてから10分も経たないくらいで、本日の宿「城ヶ島さんご荘」に到着。
玄関先で声をかけてみると、電話予約の時に話をした女将さんが向かい入れてくれました。
アットホームな雰囲気の宿。
玄関前にはサインも並んでいます。女将さんは鉄腕ダッシュに出演していたりも。
まぐろ尽くしの料理が名物の宿との話で期待大。
夕食まではまだ時間があるので、荷物を置かせてもらって城ヶ島散策に向かいます。
城ヶ島散策!自然豊かな情景と海蝕洞穴「馬の背洞門」がやはり見所
城ヶ島は神奈川県最大の自然島。
しかし足を踏み入れてみると周囲長約4kmともあって割とこじんまりとした印象。
さて、晩酌用のビールを買いに……と思ったら、どうやら島内にコンビニは無い様子。
Google mapで見たら商店がありそうなので、散歩がてら探しに行きます。
島の中央部分にある、家が並ぶ居住エリア?に商店を発見。
ビールやつまみなんかを購入しておきます。
店の近くに、三崎港側でも訪れた海南神社がこちらにも。分社のようです。
こちらでも挨拶させて頂かねば。
旅の安全を祈った後は海沿い散歩へ。
島の南岸になります。
南岸は岩礁地帯になっていて、東京に住む身からすれば非日常を体験できる環境。
自動車も入ってこられないようになっているため、聞こえてくるのは波の音と鳥の鳴き声。癒されます。
南岸には遊歩道があるため、海沿いを散歩。
お腹を空かせてマグロ尽くしの夕食を堪能しようとか考えつつ(笑)
城ヶ島の見所を調べると、大体挙がってくるのが「馬の背洞門」。
遊歩道を歩いて15~20分くらいのところにあるようだったので、そこを目的地として歩いて行きます。
近くになるとえらく細い道になっています。
磯に降りることになるので、訪れる際は歩きやすい靴じゃ無いと危ないですね。
こちらが「馬の背洞門」。
自然の浸食で作られた海蝕洞穴です。
馬の背洞門を含めた景色は非常に美しいです。
が、念のため、写真に人が写っていますが、洞門内の通り抜けや洞門上のヤセ尾根への立入は禁止となっています。
この人ここで釣りしていたのですが、ヤセ尾根を渡って帰っていきました……。
今も浸食が進んでいるので危険ですからね……やめましょう。
磯の上でしばし休憩。
景色を楽しみながらゆっくり休んだ後、磯の上をのんびり歩いて宿へと戻ります。
帰り道では猫さん探し。
海沿いの町は猫好きに優しいですね。
宿に戻るまでの道で猫チャージ完了!
宿に戻った後は、食事前にお風呂いただきまして。
風呂上がりのビールを楽しみながら夕食の時間を待ちます。
まぐろのお宿「城ヶ島さんご荘」のマグロ尽くし料理に舌鼓!
さて、いよいよ始まる今回の旅のメインイベント、まぐろのお宿「城ヶ島さんご荘」での夕食。
マグロ尽くし料理です。
第一陣!
色々な料理が並ぶのですが、ほとんどがマグロの様々な部位を使った料理。
マグロのカマの塩焼き・頰肉のフライ・スペアリブ・卵の煮付・胃袋の煮付・皮の和物・白子入り茶碗蒸し……食べたことのない部位ばかり。
それぞれ食感も味も違くておいしい!マグロだけで色々楽しめるんですね。
マグロのカマの塩焼きなんか脂がのっていて最高。
爆裂脂に箸止まらんやつ……これはもう白飯必須です。
白飯はまだかのぅ…と、箸休めにところてんを。
このところてん、自家製とのことで風味豊か。
白飯の到着を待っていると、ここで真打登場です。
特大舟盛り到来!
これで2人分。想像を軽く超えております(嬉)
興奮してつい接写(笑)
刺身にも色々な部位があるようです。
見るからにおいしそうな刺身……。
いやホント、これはテンション上がりますねぇ。
さて、どれから食べよう……と悩んでしまうくらいのボリュームの刺身。
ま、まずは赤身であろう……と赤身から。
食べてみれば、実においしい赤身でござい。
臭みが無いどころかむしろ香り高い赤身。
妻曰く、赤身でこんなにおいしいのは初めてだと(笑)
お次は希少部位の”のど肉”を。
こちらはニンニク醤油でとのこと。
これはまた……実に旨い!まるで馬肉のような食感と風味です。
一口にマグロと言っても、部位によって味も食感も違います。
ここで白飯到来。戦闘準備が整いました(笑)
ちなみに汁物はアラ汁。まさにマグロ尽くし。
続、刺身。
脂がのっている部位は、とろけるような舌触りでめちゃ旨。
マグロトロでの白飯最高!
ボリュームたっぷりの肉厚スペアリブや頰肉のフライ、カマの塩焼きも参戦させて白飯を楽しみます。
刺身がたっぷりあったので、贅沢に自作マグロ丼を楽しんでみたり。
贅沢マグロ丼。こりゃもう半端無く旨い。それ以上言えない(笑)
〆に白子入り茶碗蒸し。
一品も外れ無し。マグロの奥深さを堪能できる料理でござった。
これ以上ないってくらいお腹パンパン!
まさにマグロ尽くし。忘れられない食事になった手応え十分です。
食事に大満足の我々。
買ってきたビールなんかは一切飲まず、食事後はおとなしく眠りにつきました(笑)
2日目は城ヶ島と三崎港周辺を散策
2日目。
早朝に目覚め、朝風呂入った後に宿近くを散歩します。
宿の近くにある城ヶ島灯台へ。
この日はあいにくの曇り空でしたが、灯台からは綺麗な景色を楽しめます。
続いては朝の海沿い散歩。
猫が迎えてくれる気持ちの良い朝。
波打ち際でしばしのんびり。
妻はシーグラスを拾い、僕は生き物観察。それぞれ思い思いに過ごします。
潮溜まりにはヤドカリがいっぱい。
久しぶりにこういう時間を過ごしているというのもありますが、潮溜まりを眺めているだけでずっと過ごしていられそうです(笑)
散歩後は宿に戻って朝食。
味の干物に目玉焼き……宿の朝食ってなんでこうおいしく感じるのでしょう。
上の写真には写ってないですが、甘め味噌の具沢山味噌汁がやたらと旨かったです。
チェックアウト時、宿の方からいただいたマグロの釣り針。
実際にマグロをかけた針だそうで、縁起が良く邪を払う意味もあるそう。
釣り人としては嬉しい限り。
大切にしよう。
来るときは船だったので、帰りはバスで三崎港へ。
ありがとう、城ヶ島。
また来るよ。
城ヶ島大橋を通って三崎港側へ。
三崎港周辺を少し散策してから帰ります。
カフェでモーニングコーヒーしたり、土産物を物色したり。
カキ氷を食べたりしつつ、三崎港周辺をのんびりと散策。
海のある景色を目に焼き付け、自宅へと帰ります。
一泊二日、長い時間では無かったですが、のんびりゆったり楽しい旅となりました。
三崎港は2度目でしたが、城ヶ島は初めて。良いところでした。
自然豊かな場所は良いですね。
東京に住む身としては、非日常が味わえるので素敵な時間を過ごせます。
何より……今回の旅のメイン、マグロは本当においしかった!
マグロを食べるためにまた来よう、と思えるくらいの料理でした。
また来よう。
また、さんご荘に泊まろう、と思いながら帰路につきました。
動画も合わせてご覧ください!
コメント
うわわわわ
素晴らしく美味しそうですね
私たちもどこかへ行こうと思いながら なかなか行先を決められず
それでも先日 やっと行先を決めたのですが
ここにすればよかった!とよだれを垂らしながら読ませていただきました
人に教えたくないくらいの素敵な宿だと思うのに 教えてくれてありがとうございました
そのうち必ず行ってみたいと思います!!!
> ことぶきさん
この時食べたマグロの味がいまだ忘れられず……我々も再訪を考えています^^
夕食が本当に豪勢なので、お腹ぺこぺこにして行くことをオススメします笑