東京河川中川でうなぎ釣り。
1月上旬、真冬の川釣りです。
昼は暖かいものの、陽が落ちると極寒になるので、夕マズメから日没後1時間までの釣り。
想定通りではありましたが、アタリも無く終始渋い状態。寒くて耐えられず早めに切り上げよう……と思ったところで、ロッドにつけた鈴が突然鳴ります。
なかなかの引き。
この日初めてのアタリに喜びつつあげてみると、狙い通りのウナギ!
80cmほどの、太くてしっかりとしたぶっとい鰻。
持ち帰って、水槽で泥ぬきをします。
一ヶ月後、釣ったウナギを捌いて蒲焼きに。ひつまぶし風にうな重にしていただきます。
食べてみればものすごく脂がのっていて美味!
真冬の脂がのったウナギを釣ってうな重にしたい!
1月上旬。
真冬で寒いわけですが、釣りへと向かいます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/01.png)
向かったのは中川。
冬なので魚の活性が良くないことはわかっているのですが、運良くぶっとい良型ウナギでも釣れないかなぁ……と釣りをしてみることにしたのでした。
夏には割と調子の良かったウナギ釣り。
夏夜に鈴の音を待つのんびりなスタイルが魅力の鰻釣りですが、冬となると寒いのでそうもいきません(笑)
夕マズメの時間にポイントに向かい、日没後1時間までの釣りとします。
夕マズメに中川の橋脚付近のポイントでウナギを狙うも激渋
夕マズメの時間帯を狙って、橋脚があるポイントへ。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/02.png)
冬の時期のウナギはこういったストラクチャに潜んでいるイメージ。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/03.png)
餌はアオイソメ。
橋脚近くに仕掛けを投げこみます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/04.png)
根掛かりを避けるために仕掛けは胴突きの2本針。
ロッドは2本。鈴をつけてアタリを待ちます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/05.png)
陽がでている内は暖かいですが、暗くなると極寒なので日没後1時間までの釣り。
すぐに夕マズメに。
渋いのは想定通りですが明るい内はアタリすら無し。
薄暗くなると一気に気温が落ち込んできます。
想像はしていたものの、寒いですねぇ……。
真冬の極寒夜釣りでぶっといウナギが釣れた!
ウナギ狙いの夜釣り開始。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/07.png)
辺りはすっかり真っ暗。
ひたすら鈴が鳴るのを待っているのですが、ここまで一切アタリなし。
ものすごく寒くて、日没後一時間が限界というのを確信(笑)
あまりの寒さに早めに帰ろうかと少しずつ片付けを進めていると、暗闇の中に突然鈴が鳴り響きます!
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/08.png)
あわせてみると良い引き!
完全に気を抜いていたのでなかなかの引きに驚き気味。
ウナギであってくれ……祈りながらリールを巻きます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/09.png)
あげてみると、細長いシルエット!狙い通りのウナギでした!!
ざっと計測すると80cm近く。太くてしっかりとしたウナギです。嬉しい!
片付けてしまったバケツを慌てて準備し、お持ち帰りすることに。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/10.png)
翌日。
あらためて見てみると、やはり良型。
諦めかけていましたが、本命が釣れて良かった……。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/11.png)
元気に動き回っていて状態も良さそうです。
水槽に入れて1ヶ月ほど泥抜きします。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/12.png)
水槽にお招きしたウナギさん。
先にいたモツゴやヌマチチブは突然のウナギに驚いてますが、特に捕食しあうことも無く仲良く過ごしています。
真冬でもウナギは釣れる!
寒いですがサイズも良いので楽しいですね。
釣って泥抜きした良型ウナギを捌いて蒲焼きに!うな重を作る
一ヶ月後。
泥抜きしたウナギを捌いて調理します。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/13.png)
今回も定番の蒲焼きに。
ひつまぶし風して食べる予定です。
これまでもウナギは捌いてきましたが、なかなか慣れないのが長物の魚の捌き。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/14-min.png)
サイズが大きいので身もたっぷり。
捌いている最中から、包丁の刃に脂がベトっと付くくらい脂がのっています。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/15-min.png)
捌きが完了したので、焼きの工程へ。
庭に移動して炭火でウナギを焼いていきます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/16-min.png)
今回は面倒なので串打ちは無し。
焼き始めるとすぐに脂が滴りウナギ特有の良い香りが…たまらんです。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/17-min.png)
炭火で白焼きにした後は関東風に蒸します。
10分ほど蒸すと臭みが抜け、ホワッとした食感になるんですね。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/18-min.png)
蒲焼用のタレの準備をします。
タレは継ぎ足し、今回も鰻の頭と骨から出汁をとります。
焼いた頭と骨を水と酒を沸騰させた中へ入れ、出汁をタレに足していきます。
このタレを白飯にかければ何杯でも食べれちゃいますね。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/19-min.png)
さて、ここからが一番楽しい工程です。
タレをつけては炭火で焼く……香りと音が美味しくて楽しすぎる作業なのです。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/20-min.png)
香りと音で腹ヘリMAX。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/21-min.png)
ウナギの蒲焼きを焼く音と香りで、酒がいくらでも飲めますね(笑)
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/22-min.png)
ウナギの蒲焼き完成したら、重箱に詰めてうな重にします。
白飯にタレをかけてタレご飯にした上に、ウナギの蒲焼きをのせます。
これにて釣ったウナギを調理したうな重の出来上がり!
釣ったウナギを調理したうな重!ひつまぶし風にして満足なウナギランチ
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/23-min.png)
妻と2人でランチにうな重。
茶碗に取り分けて食べます。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/24-min.png)
まずは山椒をかけてそのままパクッと。
冬の蓄えなのか脂がすごい!臭みも無くこりゃ旨い!!
甘辛いタレとウナギの旨味のハーモニーに食欲刺激されっぱなしです。
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/25-min.png)
ひつまぶし風に薬味を途中からのせて味変。
これまた旨い!
![](https://www.islog.jp/wp-content/uploads/2021/03/26-min.png)
〆は出汁をかけて茶漬けにしてかっ込みます。
大満足のウナギランチでした。
冬のぶっこみ釣りは待っているのも寒くて大変ですが、今回のように大きいサイズのウナギが釣れたりもします。
食べればもちろん美味しいので、寒くてつらくても釣りに行ってしまうんですよね。
ただやっぱり、のんびりと鈴の音を待つ釣りは、夏の夜が気持ち良いですね(笑)
動画も合わせてご覧ください!
![](https://www.islog.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://www.islog.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
コメント