前回の記事ではヴュルツブルク観光前半、マリエンベルク要塞を訪れた後アルテ・マイン橋のふもとの川沿いのレストランで昼食をとったところまで書きました。
ここではヴュルツブルク観光の後半、この旅の最大の目的の古城ホテルと世界遺産レジデンツなどについて綴っていきます。
古城ホテルと世界遺産にみるヴュルツブルク
ドイツで4番目の大きさの大聖堂(Dom)
優雅に昼食を楽しんだ僕らは、大聖堂(Dom)に向かいました。
外観からはあまりわかりませんが、ドイツで4番目の大きさということもあり、中に入ると大変広い教会であることがわかります。
その後トラムが通っている表通りをゆっくりと歩いて行きます。
路上でアコーディオンを弾いている人がいたりと、雰囲気は最高でした。
途中、教会の前でマーケットが開かれているのを発見し、お菓子や野菜やキッチン用品など、様々な商品を見て回りました。
世界遺産のレジデンツには訪れていませんでしたが、たっぷりと休んで翌日に行くことにし、ヴュルツブルクに来た最大の目的である、古城ホテルへと向かいました。
古城ホテル Schlosshotel Steinburgへ
「古城ホテルに泊まりたい」という妻の希望を叶えるために日本から調べていた時に見つけたのがSchlosshotel Steinburgでした。
小さいですがお城であることと、丘の上にあるため景色が良さそうであったことが決め手でした。
中央駅まで歩いて戻ってきた僕らは、駅のすぐ近くにあるタクシー乗り場からタクシーに乗ってホテルへと向かいました。
丘の上にあることもあり、15分ほど車で走ったところにあります。
タクシーの運転手さんは陽気な方で、ホテルまで向かっている間話しかけてくれました。
ただ、ドイツのタクシーの運転手さんは大体運転が荒いです(笑)
ホテルに着くと、思わず声が出ました。
ホテルの美しさもそうですが、何よりも丘から見下ろす夜景がとても綺麗だったのです。
タクシーをおりた後、しばらく素晴らしい夜景を眺めてから、ホテルにチェックインしました。
チェックインを終えると受付の方が部屋まで案内してくれます。部屋までの通路の内装やインテリアも細かく気遣いがされており、優雅な気持ちになっていきます。
部屋に入ってまた驚きました。部屋の中のインテリアひとつひとつが年期の入った美しいヨーロッパの家具そのものであり、ベッドはいわゆるお姫様ベッドのような美しいものだったのです。
また、僕らの部屋にはバルコニーがあり、夜景をゆっくり眺めることができました。
後からホテルの外観を見て気づいたのですが、おそらくバルコニーがついているのは僕らの部屋だけでした。
一番価格が安い部屋を予約したにも関わらず、これはとてもラッキーだったと思います。
ひとしきり部屋や夜景を楽しんでいたら、あっという間に夕食の時間になりました。
このホテルでは、近くにお店なども無いため、ホテルにチェックインする時に夕食を食べるかどうか聞かれます。
僕らは古城でディナーという響きに、即答でJa!でした。
ホテルのサイトに写真があるように、暖かい時期は夜景を眺めながら夕食がいただけるようです。
この夜はお風呂にゆったりと浸かり、旅の疲れを癒しました。
※このホテルにはプールとサウナがあります。使いたい方は水着を忘れずに!
翌朝は早めに起き、バルコニーから朝日が昇るのを妻と眺めました。日が昇ると同時に街が動き始め、美しい街並みに目を奪われます。
疲れがとれた僕らは、ワクワクしながら朝食に向かいます。
聞くと苦手な方も多いようですが、ヨーロッパのホテルの朝食が好きだったりします。
ビュッフェスタイルが多く、自由に選べるのが楽しいのです。
ここのホテルの朝食は若干豪華でした。ソーセージやハムの種類が豊富で、蜂蜜もブロックであったりと、毎回のごとくですが、食べ過ぎてしまいました(笑)
部屋に戻りゆっくりした後、チェックアウトしてタクシーを呼んでもらいました。
このホテルは人気があるようで、日本のサイトで調べても空き部屋が無いものばかりでした。確保数が少ないのでしょう。僕はこちらのサイトから予約しました。僕はすんなりできたので、日本のサイトで空き部屋が無くても予約できるかもしれませんよ!
Schlosshotel Steinburgの予約はこちらでも(Booking.com)
ホテルを後にした僕らは、レジデンツを訪れるためタクシーで中央駅へ戻ります。
中央駅についてからは、お店を眺めながら歩いてレジデンツに向かいました。
ヨーロッパの美しさを肌で感じられる世界遺産レジデンツ(Wuerzburger Residenz)
ヴュルツブルクのレジデンツは、ヨーロッパ屈指の宮殿とされています。
ドイツのヴュルツブルクにある大司教の宮殿。18世紀にバルタザール・ノイマンによる設計バロック建築様式を代表する、ヨーロッパでも屈指の宮殿である。
建物内には様々な部屋があるが、中でも有名なのは「階段の間」であり、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた、世界で一番大きいフレスコ天井一枚画がある。この吹き抜けは、当時としては常識外れの設計で、「設計ミス」「絶対に崩れる」などと酷評されが、ノイマンは「砲弾を打ち込まれても崩れない」と反論、事実、第二次世界大戦の空襲でここだけ天井が残った。その頑丈さには、建材に軽くて丈夫で耐火性がある凝灰岩を使ったからである。また、レジデンツの裏にはホーフ庭園が広がる。引用:wikipedia
残念ながらレジデンツの中は撮影禁止だったので外観のみの撮影です。
レジデンツをでた僕らは、次の目的地ベルリンへ向かうため、中央駅に戻りました。
予約していたICEで前日のルートを引き返す形でフランクフルト中央駅に向かいます。
ベルリン旅行については今後の記事で書きます!
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