妻と訪れた京都、旅行初日。その晩に訪れることにしたのが、八坂神社(やさかじんじゃ)。
京都の祇園町にある八坂神社は、全国にある八坂神社や素戔嗚尊 (すさのおのみこと)を祭神とする関連神社、約2,300社の総本社。
灯篭や提灯に灯りのついた夜の”祇園さん”は美しく、独特の雰囲気に身体が包まれる感覚がありました。
伏見稲荷大社に次ぐ参拝者数の神社「八坂神社」
八坂神社の正月三が日の初詣の参拝者数は近年では約100万人。京都の中では伏見稲荷大社に次いで多くなっています。
夜間でも参拝することができるので、夜に訪れることも可能です。
八坂神社へのアクセス
八坂神社へ行く場合の最寄駅は、京阪電鉄京阪本線の祇園四条駅。徒歩5分ほどで神社に着きます。
僕らが宿泊していたホテルからは阪急電鉄京都線が都合良かったので、大宮駅から河原町駅へ向かいます。
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東へと歩いていき、鴨川に架かる橋を渡っていきます。橋を渡ったところに祇園四条駅はありますよ。
鴨川からも四条通をさらに東へと歩いていきます。ここからは商店が多く立ち並び、どんどんと賑やかになっていきます。
河原町駅から歩いて10分ほどで、八坂神社が見えてきます。
西楼門から八坂神社に入り本殿へ
夜の八坂神社入口。
ライトアップされていることで、朱の色が美しく暗闇に浮かびます。
四条通の突き当たりにあり、入口となるのがこの西楼門。迫力がある切妻造の楼門で、これだけでも見応え十分。重要文化財ですよ。
中に入るとすぐに手水舍があります。手を洗い口をすすぐと、まずは本殿へと歩を進めます。
境内の中央近くに本殿はあります。参道を歩いていくと、多くの提灯が掲げられた舞殿が目に入るのですぐにわかりますよ。
本殿の目の前にある舞殿。
提灯に灯った灯りが美しく、夜に訪れた際には見所になるでしょう。
こちらが本殿、重要文化財です。
通常の神社と違い、「祇園造」という本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った独特の建築様式がとられています。
夜の八坂神社では境内の雰囲気をじっくりと体感するのがオススメ
本殿への参拝をした後は、境内をゆっくりと歩いて回ることにします。
この日は満月が煌々と輝いていて、神社の雰囲気をより神々しく感じさせてくれるのでした。
摂末社を参りながら境内をゆっくりと歩いていきます。徐々に身体が神社の雰囲気に馴染んでいくのがわかります。
夜だからこそより美しく見えるものに目を向けてみたり、と。灯篭や提灯の灯りを眺めるだけでも心地がいい。
重要文化財を始め、摂末社も多く見所の多い八坂神社。
もちろん、そういった見所を一つ一つ見て回るのもいいですが、夜の八坂神社は境内を歩いて回るだけでも神社の持つ独特の雰囲気を感じられますよ。
まとめ
夜の八坂神社は、身体がしゃんとするような独特の雰囲気がある素敵な場所でした。灯篭や提灯が煌々と輝く”祇園さん”は美しいですよ。
夜も参拝ができるようになっているので、ふらりと訪れてみるのもおすすめです。
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