妻との佐賀旅。
2日目は、今回の旅の一番の目的である呼子朝市(よぶこあさいち)へと向かうことにしました。
呼子朝市は日本三大朝市のひとつ。
佐賀にきたのならやっぱり食べたいのがイカなどの海鮮。その海鮮をおいしく食べるには、やっぱり呼子だろうという結論に至ったのでした。
最終的に目的の海鮮を食べることができ大満足の結果になったわけですが、今回は呼子朝市周辺の見所について綴っていこうと思います。
また、車で訪れる方が多いと思いますので、アクセス方法や無料駐車場についてもまとめます。
日本三大朝市のひとつ!呼子朝市(よぶこあさいち)へ
佐賀県唐津市呼子町呼子朝市通りで開かれる朝市、呼子朝市。
呼子朝市は日本三大朝市のひとつに数えられる朝市です。
石川県の輪島朝市や、千葉県の勝浦朝市と並ぶ朝市で、朝市通りと名付けられた200mほどの通りで開催されています。
土地土地特有の活気が感じられるので、旅先では市場に行くのが好きな僕ら夫婦。
日本三大朝市のひとつとあっては、訪れないわけにはいきませんね。
呼子朝市へのアクセス方法
呼子朝市へ行くには、車でのアクセスが必要になります。
- 電車の場合: JR唐津線「筑肥線唐津駅」下車、そこからタクシーで30分
- バスの場合:大手口バスセンターから昭和バス呼子行きに乗車し、バス停呼子で下車
旅行の場合は上記選択もありますが、自由に行動できるのと、市場近くに無料駐車場もあるのでレンタカーをおすすめします。
さて、僕らは旅中ずっとレンタカーを使っていましたので、ホテルのある唐津からそのレンタカーで向かいました。
唐津からの場合は、主に県道340号線を走って向かい、約30分で到着しました。
朝市は、204号線沿いの朝市通りで開催されています。
呼子朝市の無料駐車場
さて、呼子朝市に着いた後は無料駐車場に車を停めて朝市巡りといきましょう。
204号線沿いの呼子朝市入口の近くの信号(愛宕神社)を海沿い方向に曲がります。
すると割合すぐに「呼子朝市 P」と書かれた看板が見えてくるので、ここを曲がって入っていきます。
正面に「朝市通り駐車場(無料)」と書かれた看板が見えてきます。
こちらに車を停めれば、朝市は目の前です。
呼子朝市の開催時間は?あまり早く必要は無さそうです
車を停めたら楽しい朝市巡り。
写真は204号線沿いの朝市通りの入口です。
朝市通りを進んでいくと、道の両端には海鮮や海鮮加工品・果物などを売る店舗や出店が並びます。
年配の女性が中心で、歩いているだけでもなんだかほっこりとする雰囲気です。
ただ、1点注意点があります。
観光サイトやガイドブックには開催時間が朝7時半から11時頃までと書かれていますが、7時半に僕らが訪れた際にはまだ準備中の店ばかりでした。
僕らが訪れたのは平日で休日はまた状況が異なるかとは思いますが、食事を終えた後、9時頃に通りを歩いてみるとほとんどの店の準備が完了し賑わっていました。
休みはほとんど無いようで、正月元旦だけが休みであとは年中無休とのこと。
食事した時のことについてはまた別記事に書きますが、旅行の際には訪れてみると楽しい場所ですよ。
朝市周辺の自然を楽しみながら散歩するもいいですよ
朝市通りで朝市に並ぶ店を眺めたり、そこで買い物をするのももちろん楽しいですが、朝市周辺は自然が豊富なので散歩していても心地いいですよ。
朝市通りから海の反対側を見てみると、高台への階段がいくつかあります。
神社があったので、お参りさせてもらうことに。
海の反対側は山になっているんですね。
木々が多くあり、自然豊富な場所にいるときの匂いになってきます。
高台から海の方を見てみるとこんな感じ。
普段はなかなか見れない景色。朝市から少し階段を登ればこんな景色が楽しめますので、ちょいと散歩してみてはいかがでしょう。
言わずもがなといった感じですが、海沿いの道は散歩向け。
呼子は海水が透き通っていて綺麗。覗き込んでみると、色々な魚が泳いでいるのを目にすることができます。
海沿いを歩いているとこんな光景も。
キャラクターがドラえもんなのが気になるところですが、イカをぐるぐる回して乾燥させる機械がある風景なんてなかなか見れないですよね。面白いー。
朝市通り近くには猫がたくさんいるのもポイント。猫好きにはたまりませんな。
呼子に限ったことではなく、佐賀では猫を頻繁に見かけましたが、呼子は特に多い印象です。散歩が楽しくなりますね。
鯨組主中尾家屋敷
散歩ついでに朝市近くの見所に訪れてみるのもおすすめです。
今回は朝市通りに建てられた案内に従い、「鯨組主中尾家屋敷」と「呼子台場みなとプラザ」に行ってみることに。
どちらも朝市からそう遠くない場所にあるので、歩いて向えばすぐにたどり着きます。
まずは朝市通りのはずれにある「鯨組主中尾家屋敷」へ。
前述した呼子朝市の無料駐車場のほぼ目の前のところにあります。
呼子の漁場をまとめた鯨組主中尾家は、現在の朝市通り一帯に2300~2500坪の敷地を持っていたと伝えられているそうです。
この屋敷は佐賀県の重要文化財となっており、屋敷の中は観覧可能です。
入館料は200円。
残念ながら屋敷内は撮影不可だったので写真はありませんが、鯨組屋敷として九州で最古の部類に属する町屋建築である旧中尾家住宅の中を巡ってみると、重厚感があり広い内装からは財力があったことがひしひしと感じられます。
勘定場跡には呼子の歴史や捕鯨の様子を伝える実際の資料が展示されており、捕鯨の始めから終わりまでが描かれた絵巻を動画で紹介するものもあり、興味深いものばかりですよ。
呼子台場みなとプラザ
さらに、朝市から1kmほど離れたところにある「呼子台場みなとプラザ」へ。
広い駐車場もあるので、朝市の後に車で寄ってみてもいいかもしれませんね。
こちらには食事のできる店や、お土産や海産物が購入できる店があります。
旅先では、スーパーや市場に立ち寄って魚コーナーを見てみるのも楽しいものです。
調理用とはいえ、カワハギが180円とは驚き。
呼子らしく、大きな水槽にイカも泳いでいます。
散歩が済んだ後は、朝市周辺でイカをおいしくいただくコースがおすすめです。
まとめ
日本三大朝市のひとつ、呼子朝市。
日本三大朝市という割には想像していたよりも小規模なものでしたが、それでも昔ながらの雰囲気の感じられる活気のある朝市でした。
朝市での買い物の後は、山や海が楽しめる散歩がおすすめです。
朝市周辺をのんびりと歩いていると、心地がいいですよ。
さて、呼子といえばやっぱりイカなどの海鮮。
次回からは、朝市周辺でいただいた絶品料理について綴っていきます。
呼子朝市での食事については下記記事をご覧ください!
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