妻との台湾旅行2日目。
早朝、台北の地元民の屋外カラオケや太極拳などが見られる青年公園へと向かいます。
と、その公園の目の前で、朝市が開かれているのを見かけます。多くの露店とそこに集う人々、どうやら賑わっているようなので入り込んでみることにしました。
台湾らしい品物が無数に並ぶ、ローカルな雰囲気満点の朝市。
ちょうど朝食も食べていなかったので、台湾風ちまきや麦飯おこわを購入することに。青年公園のベンチでいただきましたが、これがまたおいしくてですね。
ローカル感がたまらない!青年公園前(國興路)朝市
その朝市、青年公園前で開かれていたので、ここでは青年公園前朝市と呼びます。調べてみても、名称がわからなくてですね。
ガイドブックなんかにも載っているのは見たことがないです。
それだけに観光化されていないのも魅力。ローカルな雰囲気を存分に味わえる朝市です。
青年公園前朝市へのアクセス方法
おすすめではあるのですが、難点としてはアクセスが悪いこと。
青年公園周辺には電車は通っていないため、バスやタクシーなどを利用するか、もしくはMRT龍山寺駅から20〜30分ほど歩くことになります。
青年公園前の通り、國興路沿いで朝市はおこなわれています。
多くの露店が立ち並んでいるので、近くまで行けばすぐにわかるかと思います。
店の人の掛け声、客と店の人のやり取りで朝市は大賑わい。近づくだけでも気分が盛り上がりますよ。
台湾らしい品物が無数に並ぶ活気のある朝市
露店が立ち並ぶ中に入っていくと、徐々に人が増えていきます。地元の方が話をしながら品物を購入していく姿を多く目にしますよ。
魚に肉、野菜に果物など、台湾らしい品が無数に並びます。
釣りをするので魚を見ると魚種が気になったりするのですが、見ているとボラなんかが多いでしょうか。シイラなんかもよく見ましたね。
現地で調理できるなら絶対買うんですけどねー。
肉屋のレイアウトも実に大胆。肉売ってます!っていうのが、パッと見のインパクトで伝わってきます。
他の朝市では魚や野菜など現地の在住者向けのナマモノが中心だったりもするのですが、この朝市は品物のバリエーションが多く感じました。
以前雙連朝市を紹介しましたが、それ以上の品数。見ているだけでも楽しい朝市です。
朝市の様子は動画でも公開しています。雰囲気が伝わると思いますので、ぜひ合わせてご覧ください!
肉粽(台湾風ちまき)と麦飯おこわを買って青年公園でいただく
さて、朝市の雰囲気を楽しんだ後は朝食探しです。最初に目をつけたのは、北部肉粽。
肉粽 (バーツァン)は台湾風のちまき。1つ35台湾ドル(約126円)で売られていました。
もうひとつ購入したのは、麦飯で作られたおこわのようなもの。こちらは値段を忘れましたが、肉粽同様安かったですよ。
購入した品を持って、ピクニック気分で青年公園へ。太極拳や社交ダンスを眺めながらの朝食です。
麦飯おこわは、麦飯の食感が良く、味がしっかりしみこんでいて美味。おこわというよりは、ピラフや炒飯に近いかもしれません。
パプリカやブロッコリー、枝豆や人参・コーンの色合いも綺麗でいいですね。
こちらが北部肉粽。台湾風ちまきとのことですが、日本で見るちまきより若干大きめでしょうか。
具は、肉やしいたけ・干しエビなど。香りの強い具が多いため、口に入れるとその香りと風味が口の中に広がります。
味は日本のちまきにも近いところがありますが、もち米により濃い味付けがされているので、はっきりとした味になっています。
クセが強すぎることもなく、実においしいですよ。お気に入りになりました。
まとめ
青年公園前でおこなわれているローカルな雰囲気満点の朝市。
台湾らしい品々や、それを買い求める地元の方の姿を見ることができるおすすめの朝市です。
朝市に行った際には、何かしら朝市で購入して青年公園でぜひ食べてみてください。屋外カラオケや太極拳などが見ながらの食事も楽しいですよ。
※記事内では1NTD(新台湾元)を記事執筆時のレートの3.6円で計算しています
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