家族との四国旅行。
その途中、以前香川県に訪れた際に立ち寄って強く印象に残っていた「善通寺」に立ち寄ることにしました。
善通寺は四国八十八箇所霊場第七十五番で、弘法大師三大霊跡のひとつ。
広い境内には重要文化財も多く、立派なお堂や五重の塔を見ることができます。
お遍路で訪れる方も多々いらっしゃいますが、旅行で訪れるにもおすすめの場所ですよ。
四国八十八箇所霊場第七十五番 「善通寺」の歴史ある建築と生命力溢れる木々
家族と訪れた四国。
香川県の高松空港に降り立ち、空港の近くでレンタカーを借りて四国旅行をスタートしました。
旅の初めの食事に香川ならうどんと「讃州製麺」で食事をし、その後愛媛県の松山に向かう途中に善通寺に立ち寄ることにしました。
善通寺へのアクセス方法
善通寺は香川県善通寺市にある寺院。
車の場合、駐車場は境内の西側にあります。普通車であれば200円です。
電車の場合は、JR善通寺駅が最寄駅。
駅からは徒歩で約20分。無料の市民バスもあるようで、「郷土館前」停留所で下車してすぐとのことです。
重要文化財の本堂や五重の塔を巡る
善通寺は、四国八十八箇所霊場第七十五番で本尊は薬師如来。
和歌山県の高野山や京都府の東寺と並び、弘法大師三大霊場に数えられる寺院です。
この善通寺には、本堂や五重塔の重要文化財をはじめとした素晴らしい建築物があります。
こちらが本堂。
南大門から入ると、立派な本堂が正面にあります。
外観も見事ながら、圧巻なのは内部。内部には大きな本尊薬師如来坐像が安置されています。
圧倒的なスケールで、その姿は強く目に焼き付いておりました。
「水曜どうでしょう」好きにはたまらない彼も迎えてくれますよ。
こちらは五重の塔。南大門から入ると右側にあります。
高さが43mあり、今回はゴールデンウィークだったということもあってか、1週間限定で2階まで登れるようになっていました。
木造で巧みに建てられた塔の中を見られるということもあって、祖父には待っていてもらい、母と妻と三人で登ってきました。
中は大変狭く、外が観れる2階部分は外に向かって床が斜めになっていたり、階段が急で軋んでいたりと、母には怖い体験となってしまったようです。
僕は忍者になったような気持ちになり、ちょっとはしゃいでしまいましたが。
通常は開放しているわけではないようなので、良い経験ができたと思っています。
その他、門には大きな草履があったりと、どこを見ていても興味深く過ごせましたよ。
境内にある大グスと五社明神大クス
「善通寺」の境内には、2本のクスノキの巨樹があります。
五社明神大クスは、五重塔と並ぶほどではないでしょうか。
実は、僕ら夫婦が去年の旅で特に印象に残っていたのがこの巨木でした。
弘法大師誕生の時より繁茂していた、樹齢は千数百年を経た木とのことで、神々しさが桁違いです。
妻と祖父と比べるとサイズがわかりやすいですねw
まとめ
去年より印象に深く残っていた「善通寺」に再訪できた上、祖父と母にも素晴らしさを伝えられて嬉しい気持ちでいっぱいでした。
改めて弘法大師について勉強しようと思っています。
四国の寺はどこも立派で見応え十分。
いつかお遍路参りしたいという気持ちもより強くなりました。
コメント